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『ハケンの品格』第1話あらすじ・ネタバレ・感想~あのスーパーハケン社員が戻ってきた!~

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派遣は正社員の補助で、特段の技術もないという思い込みを覆された前作の『ハケンの品格』。

13年たって、スーパーハケンの大前春子が戻ってきました。

 

折しも新型コロナウイルスの影響で、雇止めや派遣切りなど働き方に不安を感じている人が多い今日このごろ。

大前春子はどのような活躍を見せてくれるのでしょうか。

 

さっそく第1話を見て見ましょう。

 

大前春子が戻ってきた!

かつての勢いがなくなった食品商社S&Fで、営業企画課の課長となった里中賢介(小泉孝太郎)は「あの人が今戻ってくれば…」とつぶやく。

「私を雇って後悔はさせません。3か月間お時給の分はしっかり働かせていただきます。」

このセリフとともに大前春子(篠原涼子)はS&Fに戻ってきました。

 

さっそくクルーザー上での大事な商談の通訳を任される春子。
しかし商談の最中、里中の携帯に電話が入る。

派遣の亜紀(吉谷彩子)がセクハラされているのを匿名で告発した新人派遣の小夏(山本舞香)が、人事部から保養所に監禁されてしまったというのだ。

※この先はネタバレを含みますのでご注意ください
相変わらず奇想天外な方法で解決

小夏は電話を切らずに人事部に追及されている場所に戻る。
人事部からは亜紀がセクハラ相手を誘ったと疑われ、窮地に追い込まれる。

クルーザー上での商談はうまく進んでおらず、商談相手は退屈して破談寸前だった。
そこで春子は船を出航させる。

そして船からモーターボートに移り乗り、亜紀と小夏の監禁されている会議室に向かう。
会議室に鍵がかかっているとわかると、チェンソーを取り出しドアを破壊。
そしておびえる人事の面々を前に言います。

「業務連絡です。千葉小夏。電話は切れたことを確認すること。社内情報がダダ漏れです。」

その場を離れようとする春子に里中がハケンの気持ちを代弁してほしいと言います。
春子は「派遣は明日も働けるよう泣きたくても笑っているんです。有給たっぷりの正社員とは違います。」と言い、商談に戻ります。

クルーザーでの商談は破談直前。
そこへ春子は持ち込んだ七輪で漁港の魚を焼き、商談相手を納得させ契約を成功させます。


しかし新社長の宮部蓮三(伊東四朗)は里中に「スーパーハケンはこの会社には要らない」と言ったのでした。

変わらないけど時代にカスタマイズ

13年前というと、派遣が社会に浸透し始めたころだったかと思います。
しかし今はさまざまな業種で派遣が活躍し、景気が悪化するとすぐに契約を切られてしまう存在として議論されています。

13年前のドラマは派遣対正社員という感じでしたが、今は働き方改革も含めて、さまざまな労働環境が変わっています。
その変化にも大前春子は13年前と同じスタンスで働き、でも13年で変わった労働環境に起こる問題をも解決してしまうのです。

今回もさまざまな春子の資格が披露されましたね。
フラメンコダンスも踊れるし、ロシア語も話せるし、船舶免許も持っているし、これを第1話だけで披露してしまうのがすごいです(笑)

でも相変わらず大前春子の解決方法はスカっとします。
それまではムカムカとするやり取りが続くのですが、チェンソーでドアをぶった切るだけでもやったぞ!と思ってしまいますね。

そしてなにか問題の核心に迫ることを言うのではなく、電話から隠密にしようとしていた人事部の話がダダ漏れだったことをそれとなく指摘。
そして間違えたふりして、セクハラ相手が隠れていたドアを開けてばらしてしまうところもスッキリしますね。

そしてなにより楽しみにしていたくるくるパーマこと東海林武(大泉洋)との絡みが見れたのがうれしかったです。
大泉洋は特別出演なので、もし今回だけの出演なのであれば残念ですね。

次回からもスカッと春子が解決してくれるのを楽しみにしたいです。